ゲイバーに行った話(後編)
昨日に引き続きゲイバーに行った話をしていくよ!
意を決してお店のドアを開けるとしばしの沈黙…
あれ?お店間違えたかな?と思って中に入ってみると
お店の人、客席でアイコス吸ってたわん…
ちょ、ちょっと早く来すぎたのかもしれない…。目が合ってようやく客だと認識され
「あー、いらっしゃい…」
テンションひっくい…
店選びをミスったと後悔しつつ、このタイミングで出ていくこともできず、とりあえずカウンターの席に着席…。メニューを見て飲み物と食べ物を注文。
…
…
ち、沈黙が痛い…。普通のゲイバーってなんかハイテンションなノリで絡んで来るもんじゃないの?いや、そ、そんなお店は嫌だけど…
って思っていると。
「電話してきた人?どっから来たの?」
っとぽつぽつと話しかけてくれる感じ。
この人、テンション低いけど、いい人なのかもしれない…
その後も少しずついろんな会話をしていくことができました。ゲイトークというよりも世間話的な感じでした。食べ物とか飲み物を用意する合間に気さくに話しかけていただいて、とても安心することができました。
最初の一杯目はビールだったんですけどその後はソフトドリンクを飲みまくってました。コーラですね。うまい。お店の人もとくに嫌な顔とかはしませんでした。
ぽつぽつと人が入ってきて、お店の人も忙しくなってきたのでまた一人でもくもくと飲み物と出てきた食べ物をつまむ…。やっぱりまだお客さん同士で話すのはハードルが高いですよね。
ただお店の人とお客さんが話しているのを聞くと、
「今、気になってる人がいてこのあと会うんだよね~」とか
「今日は彼氏と一緒じゃないんだ~」とか
当たり前のようにゲイっぽい会話をしていてとても新鮮でした。
混みそうになってきたところで計画通り、退店。だいたい一時間くらいだったかな…。帰り際に最初テンション低めだった人が「ありがとー」って笑顔で言ってくれて嬉しかった。
ほかのお客さんとワイワイ話したり、連絡先を交換しました、っていうところまでの収穫はなかったけど、何となく自分と同じ種類(といったら変な感じだけど)の人間と同じ空間を一緒にするっていうことで安心感みたいなものがすごくありました。ゲイがいることが普通な空間っていうのかな…。
普段ゲイであることを隠して生きていると変なところに力が入っているなーって実感しました。
ブログに書いてみると結構内容が薄くなってしまったけど、勇気を出して一歩踏み出してみて本当によかったなと思います。実はこのあとも何回かこのお店には通ってます。あと、ほかのおすすめのお店をきたりしてそっちにも行ってみたりと、ちょくちょく行動することができていますので、そういったことも記事にしていきたいなーと思います。
なんとなく 取って食われる くらいの気持ちでいたのですが食われませんでしたので、引き続きいろんなことに挑戦していきたいと思います…!