カミングアウトをしなくても

隠れゲイのmarutoが日々小さなことに挑戦するブログ

職場の小話 Part.5 ~職場の女子とくっつけられそうになった話~

や、やばいよ…

やばいよやばいよ~~~~~~!!!

先日、職場に某水光熱関連の業者から見慣れないはがきが来たと思ったら

会社の口座にお金がなかったから自動引き落としできなかったんだって

う、ウケる~☆彡うちの会社キャッシュがないんだ~☆彡

そろそろ潰れるのかな? アハハ!!!!

ハハ...

誰か雇ってくれないかな…。と、とりあえず経理業務はだいたいできるよ!?笑

ところで

会社の存続も大事ですが、会社の中での自分の存続も大事です。今日はそんな自分の存続に関わる社内恋愛()について書いていきます。

社内恋愛ってしたことありますか?ぶっちゃけゲイなら

あるわけねぇだろ

って感じですよね。しかし一般的には社内結婚だったり、社内恋愛だったり、社内不倫だったり… 継続的な人間関係の中にあっては色恋がよくあるようです(遠い目)。

そんな中で相手を恋愛対象と思ってアプローチをかけあったり、くっつけようと暗躍するおじさん・おばさんがいたり…。水面下での駆け引きが日々繰り広げられています。

ここで対応を誤ると職場での立ち位置が非常に危うくなります。厄介なのは自分がゲイでカミングアウトをしておらず、巻き込まれたときに非常に面倒くさいということです。恋人がいるとか適当な理由をつけてやんわり避けるということが無難ですがそのあとはいつ結婚するのとかまたまた面倒くさい質問です。どうするのが正解なのか?その答えを探し続ける日々です。

あるとき、会社の男性先輩社員にご飯に誘われたんですよ。当然二人だと思ってお店に行ったら職場の女子がいたんです。面倒くさい流れは想像できたんですけど、ここで帰るわけにもいかなかったんで、とりあえず無難に会話をして流していたんですけどそこで先輩社員がおもむろに

「二人付き合ってみたら?」

とかって言う訳ですよ。さすがの僕もそんなに直球で来ると思ってなかったんですよ。草野球で久しぶりにバッターボックスに立ったら、時速160kmのストレートが来た感じですよ。どうしよう。相手を傷つけず、でも期待を抱かせないようにするには…。とか数秒の間にいろいろ考えたんですけどそこで

「あ…、大丈夫です。自分ヒモになりたいんで……女医さんとかと結婚したいんですよね…ハハ…働きたくないんす笑」

っと言ってみました。もうね、ドン引きでしたね笑 先輩社員も女子も。 女子が寄ってこなくなるという意味では効果は絶大でこれを機に職場で社内恋愛に巻き込まれることはなくなりました。心なしか周囲の自分に対する視線が冷たいものになった気がしますが…泣

厄介なのは先輩社員も女子も悪意がないということなんですよね。たぶん、いい年して彼女もできないからって気を遣っていたんだと思うんです。

(お前、彼女欲しいだろ?結婚したいだろ?俺が一肌脱いで紹介するぜ?)

っていうところでしょうか。こっちからしたらただただ面倒くさいだけなんですけどね。正直に自分がゲイだということを打ち明けてお断りするのが最も誠意のある嘘のない答えなんですけど、何しろ昭和な会社なので…。不利益を被るのが分かりきっているのでそれはできないですよね。

正解はないと思うので、何かトラブルがあったときのために、転職したり、独り立ちできるようなスキルがあるとゲイの方の場合は安心ですね。

生きにくさを感じる今日この頃ですが、頑張って日常をサバイバーしていきましょう☆彡

久しぶりの休日を優雅に過ごしたいmarutoでした~