カミングアウトをしなくても

隠れゲイのmarutoが日々小さなことに挑戦するブログ

心を開いていない

久々の休日、朝散歩に行きセブンイレブンのカフェラテを飲んだだけでもう優雅な気分。そんな朝を迎えました。まるとです。今日は職場で上司から「心を開いていない」と言われたことについて書いていくよ☆彡

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関西に転勤してきて仕事にも慣れ、職場の人とも打ち解けつつ、幸いにも良好な人間関係が築けてきているのかなと思っていた時、会社の飲み会に誘われたんですね。同じ会社ですが東京にいたころは飲み会ってほぼありませんでした。部署としてやるのも年に一回か二回、そして行く人も役職付きの人ばかり。自分は異動してきたときの最初の飲み会に行ったきり。ドライですが職場の人間関係自体は良好でした。

ですが、関西の職場では月に一回は何かしら理由をつけた飲み会がありました。驚いたのは社員だけでなく、派遣やアルバイトの人も含めてほぼ全員参加だということ。東京の職場では考えられないです。となると自分だけ参加しない訳にも行かず、ほぼ毎回参加することになっています。

そこで上司に言われたのが

「心を開いていない」

という言葉でした。

どうやら好きな異性のタイプとか芸能人とかそういう話に積極的に関わってこないことに対して言ったみたいです。が、良好な人間関係が築けてきていると思っていただけに言われたときはちょっとショックでした。好きな芸能人とか、好みのタイプを話すだけならある程度取り繕えるんですけど、性的な部分まで踏み込んだ話題になると結構困って話題が変わるのを待っていました。だからだと思います。関西の今いる職場ってアットホームですけど、それってあくまでも家族的・友達的な意味合いなんですよね。だからある程度踏み込んだことまで話してはじめて腹をわって話せる関係になる、みたいな。

僕はもともと職場ではカミングアウトするつもりはないですけど、そういう話題になった時に嘲笑ったり、嫌悪感を出す人が結構いたのでなるべく片鱗もみせないように気を付けています。ただ、完璧にノンケになりきることはできない。それで職場の人に心を開いていないと思われてしまう。そして疎外感を感じる。

職場で配られる社内通信にはダイバーシティとかLGBTも含めたすべての人が働きやすい職場づくりって言われているけど、どうしたらそうなれるのかなって考えてもなかなか難しいです。

でもその第一歩は「相手は自分とは違う考え方なのかもしれない」と想像力を働かせて許容することではないでしょうか。

もちろん友人同士で好きな異性の話をするのは良いと思います。でもやっぱり職場はもう一歩想像力を働かせるべきです。不特定多数の人がいる場では、この話題は不快に感じる人がいるかもしれないと想像して別の話をする等など…。そして積極的に認めなくてもいいから「まぁ、そういう人もいるよね…」程度に心にとどめてもらう。

差別や不快に思う心ってある程度価値観が定まってくると大きく変えることって難しくなってくると思うんですよね。だから差別や偏見をなくすというのはハードルが高すぎると思うので、ちょっとだけ想像力を働かせて言動を少しだけ選ぶようにしてくれたら、ちょっとだけ生きやすくなると思います。僕も自分が差別や偏見で誰かを傷つけていないか、ちょっと振り返って改善できるところはしていきたいなと思います。

強い心と豊かな想像力でサバイバーしていきたいですね!

あ、あと最近話題の()ツイッターをはじめてみました。くだらないことばっかり呟きますがよければ繋がりましょ~。

ネット友達もつくりたい、まるとでした☆彡