カミングアウトをしなくても

隠れゲイのmarutoが日々小さなことに挑戦するブログ

ゲイがコロナ禍に転職した話 第2話「転職サービスどこがいい?」

前回の続きです。いざ転職活動をはじめようと思ったときにまず必要なのが転職サービスへの登録。人や業界によってはコネや直接会社とのやりとりで…となるのでしょうが。僕の場合はまずどのサービスを利用しようか、というところから始まりました。

僕はまずリクルートビズリーチに登録してみました。リクルートはやっぱり一番メジャーだから求人も多いだろうということで。ビズリーチは完全にネタでした。自分がハイクラスだとはまったく思っていなかったので。ただここで登録したことが後々の展開に大きく関わってきます。

あとはLGBTという切り口で会社を見てみるのもいいかなと思ってジョブレインボーにも登録してみました。簡単に各社を利用した感想を書いておきます。

リクルート(利用したのは主にリクルートエージェント)

 サービス登録後、履歴書と職務経歴書をもとにキャリアカウンセラーと電話面談。今までのキャリアの棚卸、転職先の希望、転職時期等々ヒアリングののち、求人が毎日送られてくる。大手ということもあり求人が非常に豊富。ただし自分の経験や希望とまったく関係のない求人も大量に来るのでだんだん求人を見るのが億劫になってくる。

ビズリーチ

 履歴書や職務経歴書をアップロード後、ヘッドハンターから求人が送られてくる。リクルートは基本的に一人の担当者が求人を送ってくるのに対して、ビズリーチ職務経歴書に目を通したヘッドハンターがそれぞれ求人を送ってくるので、経験に引っかかりのあるものが多い。企業から直接アプローチが来ることもある。ビズリーチを通して経理の経験が意外といろんなところで通用するんだと実感。選考に進んだ企業はすべてビズリーチを通して応募しました。

〇ジョブレインボー

 職種を切り口とした求人があまりなかったので参考程度に見ていました。どんな制度を取り入れているのか、どういう業界が比較的理解がありそうか、とかって感じですね。

〇会社選びにゲイであることは影響するか?

 僕の場合、第一にやりたい仕事を据えていました。ただ、興味が沸いた会社に関してはLGBTに関する制度とかあるのかな~?と見てはいました。検討する要素としては多かれ少なかれ入っていたということだと思います。ただ、制度が充実している会社って外資系とかベンチャーとかゴリゴリの実力主義の会社が多いな~って感じでした(僕が見てる範囲が狭かったんだと思うんですが)。まあ、会社って本来仕事をする場所でしかないので、やることさえやっておけばって感じなんでしょうね。

転職サービスにも順調に登録しいろいろな求人に目を通していると、どれもよさそうに見えてしまいます。「自分って何がやりたいんだっけ?」っと厨二っぽいありがちな悩みが湧いてきます。ということで次回はキャリアに向き合ったお話を書いていきたいと思います。