ゲイバーに行けなかった話
今日はゲイバーに行けなかった話、正確に言うと行ったけどチキって帰ってきてしまったという何とも情けないお話をお届けしまーす☆彡!
お届けしまーす…ハハッ…
…
ゲイバーに行こうと思って某大都市にある歓楽街に行った。下調べもしたし、初心者でも入りやすそうなお店をチョイスしたのできっと何とかなるだろうと思い、期待と不安を織り交ぜた気持ちになりながら道中過ごしていた。
お店の前の道に人がたむろしていたので若干入る勇気が失せてしまい、何食わぬ顔で通り過ぎる。3周してようやく人がいなくなったので、勇気を振り絞って建物の中へ…。Barっぽい看板がほかにも何件かあって若干迷ったけど何とか目的のお店の看板を発見。
意を決してドアを開けると、暖かく「いらっしゃーい」と声をかけていただく。ただし常連のような方でほとんど席は埋め尽くされ、カウンターの真ん中に空いたひと席しか場所はなさそう。そしてなんとなくアットホームな雰囲気を感じた。(この間約3秒)
アットホームっていう言葉を使ったけど、なんだか「空気ができあがっている」という悪い方に僕は考えてしまった。そこに切り込む勇気がどうしても持てなかった。そして
「あ、大丈夫っす…」
というコミュ障丸出しの言葉を発してドアを閉めた。ガチャッ…(ここまで約5秒)
…
あ、あれあれ…!?何しに来たんだっけ…?と思いつつ夜の繁華街をうろつく。よし…、作戦会議だ…と、とりあえずスタバにでも入って作戦を練り直すぞ…!
と思って近くのスタバへ…。しかし、カップルや友達集団ばかりで埋め尽くされた店内、そして笑顔で「お決まりですか?メニューご覧になりますか?」と尋ねる店員。なんだか自分がとっても場違いのように感じられて、いたたまれなくなりここでも
「あ、大丈夫っす…」
といってスタバを去る。
…
たったこれだけのできごとなのに
この世に自分の居場所はあるのか…?
と大変感傷的な気持ちになってしまいました。
何の収穫もないまま帰路に就く道中、心は大号泣でした…グスッ…
元気を出すために
幼少期に好きだったデジモンの主題歌「Butterfly」を聞いてました。ムゲーンダーイナーユーメノーアトノー…。いい曲だよね…。ちょっと元気出た…。
もうね、帰ったら、やけ酒ですよ。やけ酒って言っても
ほろよいソーダ一本ですよ。あとはファミチキとからあげくんでもうすっごい悪いことをした気分ですよ。うん、すっきりした。
さんざん行動をおこそうということを記事にしてきたのに、自分にチキっぷりに結構へこみました。ハァ…。
まあこんな時もあるよね。
後日、ちゃんと目的のゲイバーに入ったんですけど(5秒以上は滞在してたよ笑)それはまた別の機会で。チキって失敗したこともちゃんと記事にしておきたかったなーと思って書いてみました。
一歩踏み出す勇気、欲しいですね…(瀕死)