カミングアウトをしなくても

隠れゲイのmarutoが日々小さなことに挑戦するブログ

ゲイとカミングアウトについて

オープンでないゲイにとって死活問題なのが、周囲の人に知られるか否かということだと思います。家族、学校、職場、友人いろんな人間関係がありますがたいていの場合はゲイであることを隠して築き上げてきた関係です。カミングアウトをするとそれが崩れ去ってしまうのではないかという恐怖がありますよね。

 

カミングアウトについてするべきか・否かについてはケースバイケースだと思いますが、「必ずしもしなくてもよい」というのが今のところ自分が持っている意見です。ちなみに僕は一切カミングアウトはしていません。今までしてもいいかな~って思う人は何人かいたんですが、結局のところカミングアウトするには至りませんでした。万が一その人から周囲に漏れてしまったらどうしようと心配になってしまったことが大きいです。あとは相手が信頼出来て秘密を打ち明けることができても、相手にとって秘密を共有することが負担になるかもと思ってしまうからですね。

 

あとちょっと特殊な関係でいうと家族にカミングアウトをするべきかということなんですけど、これもケースバイケースですよね。僕の場合は家族にカミングアウトするというのが一番ハードルが高いです。理由としては

 

〇母は自分を責めそうだから

〇父は嫌悪感を持っているから

 

です。母は何となく受け入れてくれそうな気がするんですけど自分を責めてしまいそうですね。父は同居してた時に、ゲイの人が出ていた番組がはじまって露骨に嫌な顔をしてチャンネルを変えたので、結構嫌悪感を持っていそうです。ただ親というものは勘が鋭いもので薄々分かっていそうな感じではあります。「あんたまだ結婚しないの」とか敢えて聞いてきませんし。カミングアウトするかしないか、迷っている人がいれば「しない」という選択肢もありかな、と思います。たまにカミングアウトして受け入れてもらえたという感動的な話を目にしますが、それは数あるパターンの一つだと思うので。

 

カミングアウトされたら

ゲイが女性にカミングアウトしたらある程度信頼をしているということだと思いますので、女性友達のような感覚で今までの人間関係を続けてほしいなと思います。僕の場合はどんな人がタイプかとか打ち明けて普通に恋バナっぽく盛り上がってみたいです笑

 

ゲイが男性にカミングアウトをするっていうのは、自分はあんまりイメージができません。友人として信頼しているのか、もしくは好きで反応を探っているのか、いろんなパターンがあるのかなと思います。今までの関係を継続したいという思いはあると思いますが、カミングアウトされた方だってショックを受けると思います。もし受け入れられないという場合はフェードアウトしても問題ないですが周囲に言いふらすのはやめてほしいなーっと思います。

 

まあまず、こういうことを気軽に話せるゲイの友達づくりが必要だなっと書いていて思いました。なのでブログを通して少しでもいろんな人とコミュニケーションとれればいいなーって思います。